cloudd
別名: bird、iCloud Driveの同期
結論
clouddは、アプリがiCloudにデータを保存・同期するために使うCloudKitを支えるmacOSのプロセスです。birdは関連するプロセスで、iCloud Driveの書類の同期を担っています。
アプリがiCloudと同期するときや、iCloud Driveがファイルをアップロード・ダウンロードするときは、clouddとbirdがその処理をしています。その間は、ネットワーク通信、ディスクの動作、ある程度のCPU使用が見られます。
iCloudにサインインしたあと、新しいMacを設定したあと、“デスクトップと書類”の同期をオンにしたあと、iCloud Driveに多くのファイルを追加したあとに動作が激しくなるのは正常です。
clouddやbirdのCPUやネットワークの使用率が高い理由
何かが同期中です。大きなアップロード、たくさんの小さなファイル、絶えず変化するフォルダ(たとえばiCloud Drive内の、ビルドの出力を含むプロジェクトフォルダ)があると、忙しいままになります。
同期の進み具合はFinderで確認できます。ファイルのアップロード中やダウンロード中は、サイドバーの“iCloud Drive”の項目に進行状況が表示されます。
負荷を減らす方法
大きな同期は、Macを安定したネットワークにつないだまま終わらせましょう。コードの依存関係やビルドの出力など、絶えず変化するフォルダはiCloud Driveの外に置きます。
アクティビティモニタでclouddやbirdを終了しても、macOSが再び起動するので、同期は少しの間しか止まりません。代わりに、システム設定 → Appleアカウント → iCloudで、同期するものを変更しましょう。
何が同期中か確認する方法
Finderでは各ファイルのiCloudの状況を表示できるので、clouddとbirdが何を処理しているかがわかります。
- Finderのウインドウを開き、サイドバーの“iCloud Drive”をクリックします。
- “表示” > “リスト”を選んでから、“表示” > “表示オプションを表示”を選び、“iCloudの状況”を選択します。
- “アップロード待ち”と表示されたファイルや、ファイルの転送に合わせて埋まっていく円グラフのアイコンを探します。
- サイドバーの“iCloud Drive”の項目を確認します。横に表示される円グラフで、iCloud Driveとやり取りしているファイル全体の進み具合がわかります。
- アクティビティモニタで“ネットワーク”タブをクリックし、clouddとbirdを探します。“送信バイト数”と“受信バイト数”で、データがまだ転送中かどうかがわかります。
clouddやbirdが落ち着かないときの対処法
同期が何日も終わらないように見えるなら、次の順に試します。iCloudからサインアウトして再びサインインするのは見た目以上に大がかりな手順で、すべてを同期し直すことになる場合もあるので、最後にするか、Appleサポートから勧められたときにします。
- Finderで容量不足と表示されたファイルを探します。iCloudストレージがいっぱいということで、空きを作るか容量を追加するまで、それらのファイルはアップロードできません。
- ネットワークを確認します。遅い接続や不安定な接続では、同期にずっと時間がかかります。
- コードのプロジェクトなど、iCloud Drive内で絶えず変化するフォルダを探し、iCloud Driveの外に移します。
- Appleのシステム状況のページで、iCloudのサービスに問題が起きていないか確認します。
- Macを再起動します。clouddとbirdがきちんと再起動されます。
iCloud写真の同期が一時停止する理由
待っているのが写真の同期で、それが止まっているように見えるなら、意図的に一時停止しているのかもしれません。Appleによると、iCloud写真の同期は、省データモード、低電力モード、バッテリーやパフォーマンスの最適化、ネットワーク接続の悪さなどの理由で一時停止することがあります。この処理を担当しているのは、clouddやbirdではなくcloudphotodです。
clouddとbirdの違い: それぞれの役割
clouddは、アプリが自分のデータをiCloudに保存・同期するために使うサービスであるCloudKitを支えるシステムプロセスです。使っているアプリが設定や記録を同期するときは、clouddが転送を行います。
birdは、Finderで見えるファイルやフォルダであるiCloud Driveを支えています。その隣に、iCloud DriveをFinderにつなぐcom.apple.CloudDocs.iCloudDriveFileProviderというプロセスが見えることもあります。Finderでファイルのアップロード中と表示されているなら、見守るべきはbirdです。iCloud Driveで何も転送されていないのにclouddが忙しいなら、アプリがデータを同期しています。
よくある質問
Macのclouddとは?
アプリがiCloudとデータを同期するために使うサービスであるCloudKitを処理する、macOSのプロセスです。
Macのbirdとは?
birdは、iCloud Driveの書類の同期を担うmacOSのプロセスです。ファイルのアップロード中やダウンロード中に忙しくなります。
clouddを止められる?
自動的に再起動します。負荷を減らすには、使っていないiCloudの機能をオフにするか、頻繁に変化するフォルダをiCloud Driveの外に移します。
clouddのプロセスが2つあるのはなぜ?
1つはシステム用にrootで、もう1つは自分のiCloudデータ用に自分のユーザアカウントで動いています。どちらがどちらかは、アクティビティモニタの“ユーザ”の列でわかります。
birdを終了するとiCloud Driveは止まる?
一瞬だけです。macOSがbirdを再起動し、同期は続きます。特定のデータの同期を止めるには、代わりにiCloudの設定を変更します。
iCloudへのアップロード待ちのファイルを確認するには?
FinderでiCloud Driveをリスト表示で開き、“表示” > “表示オプションを表示”を選んで、“iCloudの状況”をオンにします。まだアップロードされていないファイルは“アップロード待ち”と表示されます。
関連項目
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