Macを、プロセスではなくアプリで見る。
アクティビティモニタが見せるのは1,000個のプロセスです。Vitalsが見せるのは約60個のアプリで、それぞれが起動したものもすべて合算しています。だから、何がメモリを食っているのかを知りたいとき、返ってくるのはリストではなく答えです。
数値はシミュレーションです。WebページはMacの情報を読み取れませんし、読み取るべきでもありません。
読めない1,000行ではなく、読める60行。
すべてのプロセスが起動元のアプリの下に入るので、作業中のMacでも約60行に収まり、各行でそのアプリがメモリ、CPU、エネルギー、ディスク、ネットワークをどれだけ使っているかがわかります。行をクリックすれば、そのプロセスがそれぞれの数値とともにすぐに表示されます。
- ヘルパーは起動元のアプリに合算
- メモリ、CPU、エネルギー、ディスク、ネットワークを、アプリごとに1行で
- どのタブでも、使用量トップのアプリが常に一番上
- よく見るアプリはピン留め、または⌘Fで検索
2 GBを食っているタブに、名前が付きます。
忙しいブラウザは、どれもHelperという名前の100個のプロセスです。VitalsでChromeをクリックすると、合計がタブ、機能拡張、グラフィックス、ブラウザ本体に分かれるので、ブラウザごと再起動しなくても、閉じるべきタブがわかります。
- Chrome、Safari、Firefox、Edge、Brave、Arc、Diaに対応
- タブ、機能拡張、グラフィックスを、それぞれの数値とともに
- Slack、VS Codeなどのアプリはウインドウごとに分割
- 1つのタブのプロセスだけを終了し、ほかはそのまま
使用量の多いアプリを、メニューバーからワンクリックで。
メニューバーのVitals項目をクリックすると、ドロップダウンにいま最も多く使っているものが表示されます。アプリも合計もウインドウと同じなので、ほとんどの場合ウインドウを開く必要すらありません。
- すべての数値の元になっているアプリを、多い順に
- アプリにポインタを置くと閉じるボタンが表示
- アプリをクリックすると、ウインドウでそのアプリを表示
- タイルでもリストでも、好きなほうで
先に確認し、何が終了するかを伝えます。
どのリストからでも、アプリ全体やその中の1つのプロセスを終了できます。実行する前に、Vitalsがいくつのプロセスが終了するかを伝え、あなたの許可を待ちます。応答しなくなったアプリは、もう1回クリックすれば強制終了できます。
- アプリ全体、または1つのプロセスを終了
- いくつのプロセスが終了するかを、終了する前に表示
- 応答しないアプリには強制終了
- システムプロセスはmacOSの下に、またはリストから完全に除外
プロセスではなくアプリ:これまでとVitals
一日中つけっぱなしのMacでアクティビティモニタを開くと、約1,000行が並びます。Google Chrome Helper (Renderer)が何十個も、Safariのタブごとに1つのWebContentプロセス、nodeという名前のものが十数個、その合間にシステムのデーモン。メモリで並べ替えると、上位はどれも数百MBのヘルパーで、探していた答えはどこにもありません。
知りたいのはたいていアプリのことです。Chromeなのか、Slackなのか、あのビルドなのか。アクティビティモニタはアプリごとにまとめられず、ヘルパーを合算することもないので、自分で計算するか、あきらめてファンが止まるまで手当たり次第に終了することになります。
Vitalsはその合算をしてくれます。リストは約60個のアプリで、それぞれにメモリ、CPU、エネルギー、ディスク、ネットワークの数値が1つずつ付きます。アプリをクリックすると、その下にプロセスがそれぞれの数値とともに並ぶので、何も隠れません。同じまとめ方が、すべてのタブ、ドロップダウン、履歴、そしてAIアシスタントへの回答にも使われます。
Vitalsのどこにあるか
タブ、メニューバー項目、設定を、使う順に並べました。
- 01
必要なタブでウインドウを開く
メニューバーのVitals項目をクリックしてドロップダウンのアプリをクリックするか、“設定”→“一般”で設定したショートカットを押します。メモリ、CPU、エネルギー、ディスク、ネットワークにはそれぞれタブがあり、どのタブもアプリを多い順に表示します。
- 02
アプリを開く
行をクリックすると、その下にプロセスがそれぞれの数値とともに展開され、グラフは隠れずに横へ移動します。よく見るアプリは一番上にピン留めできます。名前で探すには⌘Fを押します。
- 03
ブラウザの中を見る
Chrome、Safari、Firefox、Edge、Brave、Arc、Diaをクリックすると、合計がタブ、機能拡張、グラフィックス、ブラウザ本体に分かれます。Slack、VS Codeなどのアプリはウインドウごとに分かれます。
- 04
不要なものを終了する
どのリストからでも、アプリ全体やその中の1つのプロセスを終了できます。Vitalsはいくつのプロセスが終了するかを伝え、先に確認します。応答しないアプリには強制終了も使えます。アプリを右クリックすると、名前やパスをコピーしたり、そのアプリのApp Napをオフにしたりできます。
関連する用語
数値の意味を、アクティビティモニタ用語集から紹介します。
- ヘルパープロセス
ヘルパープロセスは、Webページの描画、機能拡張の実行、グラフィックスの処理など、仕事の一部を担当させるためにアプリが起動する別のプロセスです。
- “メモリ”の列
アクティビティモニタの“メモリ”の列は、各プロセスが使っているメモリの量を示します。
- アプリメモリ
アプリメモリは、アプリとそのプロセスが使っているRAMの量です。
- kernel_task
kernel_taskは、アクティビティモニタに表示されるmacOSのカーネルです。
- WindowServer
WindowServerは、ウインドウを管理するmacOSのシステムプロセスです。
- 測定されないプロセス
システムモニタに並ぶプロセスの合計が、グラフの全体と一致することはめったにありません。
- PID
PID(プロセスID)は、実行中の各プロセスを識別するためにmacOSが割り当てる番号です。
お問い合わせ
プロセスではなくアプリについて、購入前によく聞かれる質問。
プロセスがどのアプリに属するかを、Vitalsはどう決めていますか?
誰が起動したかで決めます。Chromeが起動したヘルパーはChromeに、VS Codeが起動した言語サーバはVS Codeに、ターミナルから実行したものはターミナルに、または“プロジェクト”タブではそのプロジェクトフォルダに数えられます。
個々のプロセスも見られますか?
はい。アプリをクリックすると、その下にプロセスが展開され、それぞれの数値が表示されます。どれでも個別に終了や強制終了ができます。Vitalsは合算するだけで、隠すことはありません。
Macが遅くなりませんか?
いいえ。ウインドウを閉じている間は5秒ごとに計測し、1コアの約0.1%しか使いません。負荷が増えるのは、見ているときだけです。
アクティビティモニタの代わりになりますか?
日常の疑問なら、代わりになります。何がメモリを使っているか、何がバッテリーを減らしているか、何がMacのスリープを妨げているか、何がMacを遅くしているか。プロセスのサンプリングなど、アクティビティモニタにある専門的なツールのいくつかは、Vitalsでは再現していません。
kernel_taskやWindowServerのようなシステムプロセスも表示されますか?
はい。macOSの下にまとめて表示し、オプションのヘルパーをオンにすればそれぞれの数値も表示されます。自分のアプリだけを見たい場合は、“設定”→“一般”で“リストにmacOSを表示”をオフにします。
アクティビティモニタにGoogle Chrome Helperのプロセスがたくさん表示されるのはなぜですか?
Chromeは、タブ、機能拡張、グラフィックスをそれぞれ別のプロセスで動かすので、忙しいブラウザは100行にもなります。VitalsはそれらをChromeの下に合算し、クリックすると、どのタブや機能拡張がその数値の原因かを示します。
プロセスを名前で探せますか?
はい。どのタブでも⌘Fを押して、名前の一部を入力します。
オプションのヘルパーとは何ですか?
macOSでは、アプリが計測できるのは自分のプロセスだけです。システムのプロセスも計測するには、小さなヘルパーをオンにできます。ヘルパーが答えるのは“各プロセスがどれだけ使っているか”という1つの問いだけで、命令は受け付けず、何も変更せず、Vitalsと一緒に終了します。ヘルパーがなくてもVitalsは問題なく使えます。
関連情報
これを使うガイドと、同じ目的で買われるアプリとVitalsの比較。