ガイド/Mac向けシステムモニタのおすすめ
Mac向けシステムモニタのおすすめ10選
結論
数値の裏にあるアプリを知りたいなら、Mac向けシステムモニタはVitalsが最適です。ヘルパープロセスも含めてすべてのアプリを一覧にし、30日間の履歴を保存し、アプリに問題があると通知し、各表示項目をそれぞれ別の項目としてメニューバーに置けます。メニューバーに最も多くの数値を表示でき、ファンも制御できるのはiStat Menus。無料ならStatsが一番です。
システムモニタが答えるべき疑問は2つです。Macがどれだけ忙しいか、そしてなぜか。ほとんどのモニタは1つ目にメニューバーで答えます。2つ目、つまりどのアプリのせいかに答えるものは少なく、見ていない間に何があったかを覚えているものはさらに少数です。以下のアプリは両方の観点でランキングし、それぞれ最も得意な用途を添えています。温度とファン、ネットワーク接続など、隣接する1つの用途に特化したツールは別に紹介しています。
| # | アプリ | 向いている用途 | 価格 | 使う場所 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | Vitals 総合1位 | すべての数値の裏にあるアプリがわかる、30日分 | 発売記念期間は$9 | ウインドウとメニューバー |
| 2 | iStat Menus | メニューバーに最も多くの情報、ファン制御付き | 買い切り$11.99 | メニューバー |
| 3 | Stats | メニューバーに無料で数値を表示、オープンソース | 無料(MITライセンス) | メニューバー |
| 4 | MacPulse | 履歴をわかりやすい言葉で解説 | 買い切り€14.99 | ウインドウとメニューバー |
| 5 | iStatistica Pro | ウィジェット、Webダッシュボード、REST API | Mac App Storeで$5.99 | ウインドウ、ウィジェット、メニューバー |
| 6 | Sensei | メンテナンスツールに含まれる監視機能 | 年額$29または買い切り$59 | ウインドウとメニューバー |
| 7 | TK-mac | 見た目はWindowsのタスク マネージャー | 発売記念価格で買い切り$7.99 | ウインドウとメニューバー |
| 8 | CleanMyMac Menu | すでにCleanMyMacを使っている人 | CleanMyMacの一部。年額$29.95から | メニューバー |
| 9 | btop | グラフ付きのターミナル用モニタ | 無料(Apache 2.0) | ターミナル |
| 10 | htop | ログインするどのマシンでも使えるターミナル用ツール | 無料(GPLv2) | ターミナル |
- 01
Vitals
向いている用途: すべての数値の裏にあるアプリがわかる、30日分
- 価格
- 発売記念期間は$9、その後は$29(買い切り)
- 使う場所
- ウインドウとメニューバー
Vitalsは、システムモニタに求められる2つの疑問の両方に答えます。どれだけ忙しいか: CPU、メモリ、GPU、ネットワーク、ディスク、温度、バッテリーのどの表示項目も、それぞれ別の項目としてメニューバーに置けます。どのアプリか: ウインドウには約1,000個のプロセスの元になっている約60個のアプリが、それぞれヘルパーも合算して並び、すべてのアプリについて30日間の履歴を保存し、問題のあるアプリがあると通知します。CPUとGPUの温度、ファン速度も表示し、起動したままの開発サーバとそれが使っているポートも見つけます。
良い点
- アプリごとに1行・1つの数値(ヘルパーも含む)
- すべての指標をアプリごとに30日間保存
- アプリに問題があるときの通知
- 開発サーバと開いているポートをプロジェクトごとに
- すべての指標をメニューバーに。1つずつ別の項目にして好きな順に並べられる
- 買い切りで、アップデートはずっと無料
知っておくと便利なこと
- macOS 15以降が必要
- Mac App Storeでは販売せず直販のみ。App Storeのサンドボックスでは、ほかのアプリのプロセスを読み取れないため
- 03
Stats
開発: exelban(オープンソース)向いている用途: メニューバーに無料で数値を表示、オープンソース
- 価格
- 無料(MITライセンス)、
brew install statsでもインストール可 - 使う場所
- メニューバー
最も人気のある無料の選択肢で、GitHubのスターは42,000以上、ほぼ毎週リリースされています(最新は2026年9月20日)。CPU、GPU、メモリ、ディスク、ネットワーク、バッテリー、センサー(温度、電圧、電力)、Bluetoothデバイス、時計のモジュールをメニューバーに追加します。READMEにはプロセス一覧、履歴の保存期間、通知についての記述がなく、ファン制御は“レガシー”で保守されていないと明記されています。メニューバーに数値を表示できれば十分で、お金をかけたくないなら、まずはこれから。
良い点
- 無料でオープンソース
- とても活発に開発されている
- 幅広いセンサーに対応
気になる点
- ファン制御はもう保守されていない
- オープンソースだが、外部からの貢献は受け付けていない
- 04
MacPulse
開発: MacPulse向いている用途: 履歴をわかりやすい言葉で解説
- 価格
- 買い切り€14.99、Mac 5台分で€49.99、14日間の試用版あり
- 使う場所
- ウインドウとメニューバー
このリストでもう1つ、履歴を軸にしたアプリです。30日分の履歴をダウンサンプリングして保存し、何が起きたかをわかりやすい言葉で解説するほか、温度とファンの推移、メニューバーのミニグラフ、CSV書き出しにも対応しています。FAQによると、Mac App Store版にはセンサー、ファン制御、上位のプロセスの表示がないため、それらが必要なら直販版を買いましょう。
良い点
- 30日間の履歴
- セッションの記録とCSV書き出し
気になる点
- App Store版にはセンサー、ファン制御、上位のプロセスの表示がない
- 表示されるのは上位のプロセスだけで、全体の一覧はない
- 05
iStatistica Pro
開発: Imagetasks向いている用途: ウィジェット、Webダッシュボード、REST API
- 価格
- Mac App Storeで$5.99、Pro版は$9.99
- 使う場所
- ウインドウ、ウィジェット、メニューバー
Mac App Storeで販売されているシステムモニタで、CPU、メモリ、ディスク、ネットワーク、GPU、センサーのメニューバー表示、ウィジェット、通知を備えています。Pro版では、CPU履歴付きのアプリのアクティビティ、強制終了、Webダッシュボード、REST API、CSV書き出しが加わります。温度とファンを見るには、別途Sensorsプラグインが必要です。
良い点
- 手頃な価格で、Mac App Storeで買える
- 通知、REST API、Webダッシュボード
気になる点
- 温度の表示には別のプラグインが必要
- 強制終了にもそのプラグインが必要
- 06
Sensei
開発: Cindori向いている用途: メンテナンスツールに含まれる監視機能
- 価格
- 年額$29または買い切り$59、Mac 3台まで
- 使う場所
- ウインドウとメニューバー
パフォーマンス関連のツールをまとめたアプリです。CPU、GPU、バッテリー、ストレージのメニューバー表示と温度のダッシュボードに加え、バッテリーとドライブの状態確認、クリーナー、アンインストーラ、ディスクのベンチマークを備えています。実行中のアプリの一覧については、Webサイトに記述がありません。監視は大きなツールボックスの一部なので、ツールボックスが欲しい人に向いています。
良い点
- 多くのツールが1つに
- 買い切りの選択肢がある
気になる点
- 年額制、または買い切り$59
- 監視がメインの機能ではない
- 07
TK-mac
開発: TK-mac向いている用途: 見た目はWindowsのタスク マネージャー
- 価格
- 発売記念価格で買い切り$7.99、その後は$13.99。Mac 2台分で$13.99。7日間の試用版あり(2026年9月27日時点)
- 使う場所
- ウインドウとメニューバー
Windowsから来た人のためのタスク マネージャーで、見慣れたレイアウトそのままです。アプリとバックグラウンドのタスクを分けて表示し、CPU、メモリ、ディスクのダッシュボードをリアルタイムで表示し、プロセスごとのアップロード速度とダウンロード速度も追跡します。メニューバーのドロップダウンには使用量の多い上位10個が並び、一時停止、再起動、強制終了ができるほか、Macが固まったときにワンクリックですべて終了するボタンもあります。システム、アプリ、セキュリティのログを検索、タイムライン、CSV書き出し付きで読めて、1つのアプリを最大60秒間サンプリングすることもできます。ヘルパープロセスをアプリに合算するかどうか、通知、そのサンプル以外の履歴については、Webサイトに記述がありません。バージョン1.5。Webサイトによるとダウンロード数は100+です。
良い点
- Windowsのタスク マネージャーのレイアウトをMacで
- プロセスごとのアップロード速度とダウンロード速度
- 検索、タイムライン、CSV書き出しに対応したログビューア
- 手頃な価格で、7日間の試用版あり
気になる点
- 1つのアプリを60秒サンプリングする以外に履歴がない
- Webサイトを見る限り、ヘルパープロセスはアプリに合算されない
- 通知についての記述がない
- 08
CleanMyMac Menu
開発: MacPaw向いている用途: すでにCleanMyMacを使っている人
- 価格
- CleanMyMacの一部。年額$29.95から、または買い切り$79.95
- 使う場所
- メニューバー
CleanMyMacのメニューには、CPUとメモリ、それぞれ使用量の多いアプリ、メモリプレッシャーとスワップ、ディスク、バッテリー、ネットワークが表示され、メモリを解放するボタンもあります。シンプルで、CleanMyMacを使っていればすでに手元にありますが、これだけのために買うほどではありません。
良い点
- シンプル
- CleanMyMacに含まれている
気になる点
- サブスクリプションが中心の価格設定
- ほかと比べると機能が浅い
- 09
btop
開発: aristocratos(オープンソース)向いている用途: グラフ付きのターミナル用モニタ
- 価格
- 無料(Apache 2.0)、
brew install btop - 使う場所
- ターミナル
ターミナルで全画面表示するモニタです。プロセスのツリー表示、フィルタと並べ替え、killとrenice、ネットワークとディスクのグラフ、CPU温度とバッテリーを表示し、バージョン1.4.7からはAppleシリコンのGPUの数値にも対応しています。普段からターミナルで作業しているなら、実行中のものを見るのに最も見栄えのよい方法です。
良い点
- 無料、高速、キーボードで操作
- 一覧から直接killとrenice
気になる点
- セッション中以外の履歴も通知もない
- アプリではなくプロセス単位
- 10
htop
開発: htop-dev(オープンソース)向いている用途: ログインするどのマシンでも使えるターミナル用ツール
- 価格
- 無料(GPLv2)、
brew install htop - 使う場所
- ターミナル
昔からある対話型のプロセスビューアで、今も保守されています(3.5.3、2026年8月)。btopより地味ですが、ログインすることになるほぼすべてのUnixマシンで使えます。覚えておく理由はそこにあります。
良い点
- 無料で、どこでも使える
- ツリー表示とkill
気になる点
- GPU、センサー、履歴、通知はない
- アプリではなくプロセス単位
1つの用途に強いツール
これらはそれぞれ隣接する1つの用途に特化しているため、上のランキングには含めていません。それぞれ、1つの用途では最適な選択肢です。
温度とファン制御
M5 MaxまでのAppleシリコンでコアごとの温度を表示し、ルールによるファン制御とメール通知にも対応。プロセス一覧はありません。
どのアプリがどのサーバと通信しているか
Network Monitorには、アプリごとの通信量が最大12か月分、すべての接続、ポート、ドメインとともに記録され、ワンクリックでブロックできます。ネットワーク専用です。
CPUを占有するアプリを自動で減速
CPUを使いすぎるバックグラウンドのアプリを減速または一時停止します。Webサイトでは対応をmacOS 26.5までとしています。
標準のアクティビティモニタで十分なとき
アクティビティモニタはすべてのMacに付いていて、今この瞬間に何がCPUを使っているかをさっと確認するには十分です。プロセスのサンプルを収集したりspindumpを取ったりするのもアクティビティモニタで、これは上のどのアプリもまねていません。
物足りなくなるのは、メニューバーに数値を表示したいとき、約1,000個のプロセスではなくアプリごとに1行で見たいとき、過去のことを知りたいときです。そこを埋めるのが上のリストです。
調べたものの、ランキングに入れなかったもの
多くのまとめ記事にまだ載っていますが、すでに開発が止まっています:
- MenuMeters: 最後のリリースは2021年11月。README自体が今はほかのアプリを勧めている。
- eul: 最後のリリースは2021年8月。
- Hot: 最後のリリースは2024年7月。
- iGlance: 最後のリリースは2020年10月。
- XRG: 最後のリリースは2023年10月。
調べ方
価格と機能はすべて、2026年9月22日にメーカー自身のWebサイトで確認したものです。価格ページ、製品ページ、App Storeのページ、オープンソースのツールについてはGitHubのREADMEとリリース履歴を見ています。メーカーがアプリの機能について明記していない場合は、このページでも“ある”とも“ない”とも書いていません。価格は変わることがあるので、購入前にメーカーのWebサイトで確認してください。
Vitalsが1位なのは、システムモニタに求められる2つの疑問、どれだけ忙しいかとどのアプリのせいかに、今と過去30日間の両方で答えるからです。iStat Menusが2位なのは、メニューバーにこれ以上多くの情報を表示できるものがないからです。ほかのツールは、全体の役割をどれだけ果たせるかでランキングし、一部の役割でより優れている場合はそう書いています。古くなっている情報があれば、メールでお知らせください。修正します。
よくある質問
Mac向けのシステムモニタで一番いいのは?
数値の裏にあるアプリを知りたいならVitalsです。ヘルパーも含めてアプリごとに1行で表示し、30日間の履歴と通知を備え、各表示項目をそれぞれ別の項目としてメニューバーに置けます。メニューバーに最も多くの数値を表示し、ファンも制御したいならiStat Menusです。
Mac向けの無料のシステムモニタで一番いいのは?
メニューバーに数値を表示するなら、無料でオープンソースのStatsです。ウインドウで見るなら、macOSに付いているアクティビティモニタ。ターミナルならbtopです。
温度を表示できるMac向けシステムモニタは?
Vitals、iStat Menus、Stats、MacPulse、SenseiはCPUの温度を表示し、iStatisticaもSensorsプラグインを入れれば表示できます。温度に特化したアプリなら、ファン制御もできるTG Proです。
履歴を保存できるMac向けシステムモニタは?
VitalsとMacPulseは30日分を保存します。iStat Menusはドロップダウンにグラフを表示しますが、どこまでさかのぼれるかはWebサイトに書かれていません。アクティビティモニタはノートブックでエネルギーの12時間分を保存するだけで、それ以外はリアルタイムの値だけです。
システムモニタを入れるとMacが遅くなりますか?
よくできたものなら、ほとんど影響はありません。Vitalsはウインドウを開いていないときは5秒ごとに計測し、使うのは1コアの約0.1%です。どのモニタも、そのアプリ自身の一覧で自分を探せば確認できます。