ガイド/Statsの代替アプリ
Mac向けStatsの代替アプリのおすすめ9選
結論
メニューバーに無料で数値を表示できればいいなら、Statsはなかなか超えられません。乗り換えるのは、数値がどのアプリのせいか知りたい、ドロップダウンより前までさかのぼれる履歴が欲しい、通知が欲しい、というときです。その3つすべてに応えるのがVitalsです。独自のメニューバー表示に加え、ヘルパーも含めたすべてのアプリを一覧にするウインドウ、30日間の履歴、アプリに問題があるときの通知を備えています。メニューバーにもっと多くの情報を置きたい、ファンも制御したいなら、iStat Menusが向いています。
Statsは無料でオープンソースのメニューバー型モニタで、よくできています。CPU、GPU、メモリ、ディスク、ネットワーク、バッテリー、センサーに対応し、ほぼ毎週更新されています。READMEには実行中のアプリの一覧、履歴、通知についての記述がなく、たいていはそれが、ほかのアプリを探す理由です。以下のアプリはStatsから乗り換える人向けにランキングし、それぞれ最も得意な用途を添えています。
| # | アプリ | 向いている用途 | 価格 | 使う場所 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | Vitals 総合1位 | 数値の裏にあるアプリがわかる、30日間の履歴付き | 発売記念期間は$9 | ウインドウとメニューバー |
| 2 | iStat Menus | 最も充実したメニューバー型モニタ、ファン制御付き | 買い切り$11.99 | メニューバー |
| 3 | MacPulse | 履歴とわかりやすい解説 | 買い切り€14.99 | ウインドウとメニューバー |
| 4 | iStatistica Pro | ウィジェット付きの手頃なメニューバー型モニタ | Mac App Storeで$5.99 | ウインドウ、ウィジェット、メニューバー |
| 5 | TK-mac | メニューバーのドロップダウン付きのタスク マネージャー風ウインドウ | 発売記念価格で買い切り$7.99 | ウインドウとメニューバー |
| 6 | Sensei | メンテナンスツールに含まれる監視機能 | 年額$29または買い切り$59 | ウインドウとメニューバー |
| 7 | CleanMyMac Menu | すでにCleanMyMacを使っている人 | CleanMyMacの一部。年額$29.95から | メニューバー |
| 8 | btop | 無料のまま、ターミナルで | 無料(Apache 2.0) | ターミナル |
| 9 | htop | 無料のまま、Linuxでも同じツールで | 無料(GPLv2) | ターミナル |
- 01
Vitals
向いている用途: 数値の裏にあるアプリがわかる、30日間の履歴付き
- 価格
- 発売記念期間は$9、その後は$29(買い切り)
- 使う場所
- ウインドウとメニューバー
Vitalsは、Mac用アクティビティモニタの代替アプリとして最適です。アクティビティモニタには約1,000個のプロセスが並びますが、Vitalsはそれらが属する約60個のアプリを表示します。ヘルパープロセスはすべて起動元のアプリに合算されるので、Chromeは1行にまとまり、メモリ、CPU、エネルギー、ディスク、ネットワークの数値もそれぞれ1つです。すべてのアプリについて30日間の履歴を保存し、アプリがCPUを使い続けたりメモリ使用量が増え続けたりすると通知し、起動したままの開発サーバとそれが使っているポートを見つけます。すべての指標をメニューバーに表示でき、必要ならそれぞれを別の項目にできます。このリストの中で、プロセスではなくアプリを軸に作られているのはVitalsだけです。そしてそれこそが、アクティビティモニタを開く人が知りたいこと、つまり“どのアプリがこれをしているのか”という疑問への答えです。
良い点
- アプリごとに1行・1つの数値(ヘルパーも含む)
- すべての指標をアプリごとに30日間保存
- アプリに問題があるときの通知
- 開発サーバと開いているポートをプロジェクトごとに
- すべての指標をメニューバーに。1つずつ別の項目にして好きな順に並べられる
- 買い切りで、アップデートはずっと無料
知っておくと便利なこと
- macOS 15以降が必要
- Mac App Storeでは販売せず直販のみ。App Storeのサンドボックスでは、ほかのアプリのプロセスを読み取れないため
- 03
MacPulse
開発: MacPulse向いている用途: 履歴とわかりやすい解説
- 価格
- 買い切り€14.99、Mac 5台分で€49.99、14日間の試用版あり
- 使う場所
- ウインドウとメニューバー
このリストでもう1つ、履歴を軸にしたアプリです。30日分の履歴をダウンサンプリングして保存し、何が起きたかをわかりやすい言葉で解説するほか、温度とファンの推移、メニューバーのミニグラフ、CSV書き出しにも対応しています。FAQによると、Mac App Store版にはセンサー、ファン制御、上位のプロセスの表示がないため、それらが必要なら直販版を買いましょう。
良い点
- 30日間の履歴
- セッションの記録とCSV書き出し
気になる点
- App Store版にはセンサー、ファン制御、上位のプロセスの表示がない
- 表示されるのは上位のプロセスだけで、全体の一覧はない
- 04
iStatistica Pro
開発: Imagetasks向いている用途: ウィジェット付きの手頃なメニューバー型モニタ
- 価格
- Mac App Storeで$5.99、Pro版は$9.99
- 使う場所
- ウインドウ、ウィジェット、メニューバー
Mac App Storeで販売されているシステムモニタで、CPU、メモリ、ディスク、ネットワーク、GPU、センサーのメニューバー表示、ウィジェット、通知を備えています。Pro版では、CPU履歴付きのアプリのアクティビティ、強制終了、Webダッシュボード、REST API、CSV書き出しが加わります。温度とファンを見るには、別途Sensorsプラグインが必要です。
良い点
- 手頃な価格で、Mac App Storeで買える
- 通知、REST API、Webダッシュボード
気になる点
- 温度の表示には別のプラグインが必要
- 強制終了にもそのプラグインが必要
- 05
TK-mac
開発: TK-mac向いている用途: メニューバーのドロップダウン付きのタスク マネージャー風ウインドウ
- 価格
- 発売記念価格で買い切り$7.99、その後は$13.99。Mac 2台分で$13.99。7日間の試用版あり(2026年9月27日時点)
- 使う場所
- ウインドウとメニューバー
Windowsから来た人のためのタスク マネージャーで、見慣れたレイアウトそのままです。アプリとバックグラウンドのタスクを分けて表示し、CPU、メモリ、ディスクのダッシュボードをリアルタイムで表示し、プロセスごとのアップロード速度とダウンロード速度も追跡します。メニューバーのドロップダウンには使用量の多い上位10個が並び、一時停止、再起動、強制終了ができるほか、Macが固まったときにワンクリックですべて終了するボタンもあります。システム、アプリ、セキュリティのログを検索、タイムライン、CSV書き出し付きで読めて、1つのアプリを最大60秒間サンプリングすることもできます。ヘルパープロセスをアプリに合算するかどうか、通知、そのサンプル以外の履歴については、Webサイトに記述がありません。バージョン1.5。Webサイトによるとダウンロード数は100+です。
良い点
- Windowsのタスク マネージャーのレイアウトをMacで
- プロセスごとのアップロード速度とダウンロード速度
- 検索、タイムライン、CSV書き出しに対応したログビューア
- 手頃な価格で、7日間の試用版あり
気になる点
- 1つのアプリを60秒サンプリングする以外に履歴がない
- Webサイトを見る限り、ヘルパープロセスはアプリに合算されない
- 通知についての記述がない
- 06
Sensei
開発: Cindori向いている用途: メンテナンスツールに含まれる監視機能
- 価格
- 年額$29または買い切り$59、Mac 3台まで
- 使う場所
- ウインドウとメニューバー
パフォーマンス関連のツールをまとめたアプリです。CPU、GPU、バッテリー、ストレージのメニューバー表示と温度のダッシュボードに加え、バッテリーとドライブの状態確認、クリーナー、アンインストーラ、ディスクのベンチマークを備えています。実行中のアプリの一覧については、Webサイトに記述がありません。監視は大きなツールボックスの一部なので、ツールボックスが欲しい人に向いています。
良い点
- 多くのツールが1つに
- 買い切りの選択肢がある
気になる点
- 年額制、または買い切り$59
- 監視がメインの機能ではない
- 07
CleanMyMac Menu
開発: MacPaw向いている用途: すでにCleanMyMacを使っている人
- 価格
- CleanMyMacの一部。年額$29.95から、または買い切り$79.95
- 使う場所
- メニューバー
CleanMyMacのメニューには、CPUとメモリ、それぞれ使用量の多いアプリ、メモリプレッシャーとスワップ、ディスク、バッテリー、ネットワークが表示され、メモリを解放するボタンもあります。シンプルで、CleanMyMacを使っていればすでに手元にありますが、これだけのために買うほどではありません。
良い点
- シンプル
- CleanMyMacに含まれている
気になる点
- サブスクリプションが中心の価格設定
- ほかと比べると機能が浅い
- 08
btop
開発: aristocratos(オープンソース)向いている用途: 無料のまま、ターミナルで
- 価格
- 無料(Apache 2.0)、
brew install btop - 使う場所
- ターミナル
ターミナルで全画面表示するモニタです。プロセスのツリー表示、フィルタと並べ替え、killとrenice、ネットワークとディスクのグラフ、CPU温度とバッテリーを表示し、バージョン1.4.7からはAppleシリコンのGPUの数値にも対応しています。普段からターミナルで作業しているなら、実行中のものを見るのに最も見栄えのよい方法です。
良い点
- 無料、高速、キーボードで操作
- 一覧から直接killとrenice
気になる点
- セッション中以外の履歴も通知もない
- アプリではなくプロセス単位
- 09
htop
開発: htop-dev(オープンソース)向いている用途: 無料のまま、Linuxでも同じツールで
- 価格
- 無料(GPLv2)、
brew install htop - 使う場所
- ターミナル
昔からある対話型のプロセスビューアで、今も保守されています(3.5.3、2026年8月)。btopより地味ですが、ログインすることになるほぼすべてのUnixマシンで使えます。覚えておく理由はそこにあります。
良い点
- 無料で、どこでも使える
- ツリー表示とkill
気になる点
- GPU、センサー、履歴、通知はない
- アプリではなくプロセス単位
1つの用途に強いツール
これらはStatsの代わりにはならないため、上のランキングには含めていません。それぞれ、1つの用途では最適な選択肢です。
温度とファン制御
M5 MaxまでのAppleシリコンでコアごとの温度を表示し、ルールによるファン制御とメール通知にも対応。プロセス一覧はありません。
どのアプリがどのサーバと通信しているか
Network Monitorには、アプリごとの通信量が最大12か月分、すべての接続、ポート、ドメインとともに記録され、ワンクリックでブロックできます。ネットワーク専用です。
CPUを占有するアプリを自動で減速
CPUを使いすぎるバックグラウンドのアプリを減速または一時停止します。Webサイトでは対応をmacOS 26.5までとしています。
Statsで十分なとき
メニューバーに無料で数値を表示したいだけなら、Statsを使い続けましょう。活発に開発されていて、多くの有料アプリより多くのセンサーに対応し、コードを読むこともできます。
物足りなくなるのは、数値の裏にあるのがどのアプリか知りたいとき、1日を振り返りたいとき、何かおかしいときに知らせてほしいときです。リストの上位にある有料アプリはそれができます。下位のターミナル用ツールは無料のままですが、メニューバーからは離れることになります。
調べたものの、ランキングに入れなかったもの
多くのまとめ記事にまだ載っていますが、すでに開発が止まっています:
- MenuMeters: 最後のリリースは2021年11月。README自体が今はほかのアプリを勧めている。
- eul: 最後のリリースは2021年8月。
- Hot: 最後のリリースは2024年7月。
- iGlance: 最後のリリースは2020年10月。
- XRG: 最後のリリースは2023年10月。
調べ方
価格と機能はすべて、2026年9月22日にメーカー自身のWebサイトで確認したものです。価格ページ、製品ページ、App Storeのページ、オープンソースのツールについてはGitHubのREADMEとリリース履歴を見ています。メーカーがアプリの機能について明記していない場合は、このページでも“ある”とも“ない”とも書いていません。価格は変わることがあるので、購入前にメーカーのWebサイトで確認してください。
Vitalsが1位なのは、Statsでは答えが出ない“どのアプリが”“いつから”という疑問に答えるからです。iStat Menusが2位なのは、最も充実したメニューバー型モニタだからです。ほかのツールは、Statsの代わりとしてどれだけ使えるかでランキングし、特定の用途でより優れている場合はそう書いています。古くなっている情報があれば、メールでお知らせください。修正します。
よくある質問
Statsと同じことを、もっと上手にこなす有料アプリはありますか?
iStat Menusは最も充実したメニューバー型モニタで、通知ルールとファン制御も備えています。Vitalsもメニューバーに数値を表示でき、さらに各数値の裏にあるアプリを示すウインドウと30日間の履歴があります。
どのアプリがメモリを使っているかわかるStatsの代替アプリはありますか?
Vitalsは、ヘルパープロセスも含めてすべてのアプリを一覧にするので、Chromeは1行・1つの数値になります。iStat MenusとCleanMyMacのメニューはドロップダウンに上位のアプリを表示し、iStatistica Proは実行中のアプリを一覧にします。
無料で使えるStatsの代替アプリはありますか?
btopとhtopです。どちらもHomebrewでインストールできる無料のターミナル用モニタですが、メニューバーには表示されません。ウインドウで見られれば十分なら、macOSに無料で付いているアクティビティモニタがあります。
Statsを使ったままVitalsを追加できますか?
できます。Vitalsのメニューバー項目はアイコン1つだけにできるので、Statsのモジュールの場所はそのままです。Statsにできない部分はVitalsのウインドウが担います。